やってみたシリーズ 「 第4段 アルカリイオン水で黒米を炊いてみる 」
いつもお世話になっております、桃中軒です。
先日こんな情報を手に入れました。

「黒米に含まれるアントシアニンは、
pHや温度の影響を受けやすく植物の細胞液に近い弱酸性では赤色になるが、
中性やアルカリ性では赤紫や青紫になり、
鉄やアルミニウムの金属イオンと結合すると安定した複合体になって
鮮やかな青色になる。」

つまり酸性だと赤くなり、アルカリ性だと紫系の色になる?
これは試してみなくては。

ということでやってみました。
まず普通のお水で白米と黒米を洗い、炊くときにアルカリイオンの水を入れて
炊いてみました。

結果



?赤い・・・。
ジャーから取り出してご飯に盛ってみました。







想像では薄紫色の黒米が炊き上がるつもりでしたが、
中々に赤い黒米となりました。
通常の水道水で炊いた場合と比較してみます。







明らかに赤いですね!予想と反した仕上がりにビックリです。

原因を考えて見ます。
黒米の色素の要因となるアントシアニジンの中には、
シアンジン、マルビジン、ペオニジンという3つの成分があります。
それぞれが次のような性質を持っています。

シアンジン・・・pH3で赤色、PH7〜8で紫色、pH11で青色
マルビジン・・・赤〜青色の色素。赤ワインの主な色素。
ペオニジン・・・pH2で赤色、pH5.0赤紫色、pH8.0深い青

今回使用したのがアルカリイオンの水なのでpH8.8〜9.4です。
一般的な水道水がpH6。
使用している水で考えると紫色か少し青色になってもいいはず・・・。
洗米するときに水道水を使ったことがよくなかったのでしょうか。
それとも防災用に購入していて賞味期限が近くなったから
使うことにしたアルカリイオン水がよくなかったのか・・・?

原因究明かねてまた次回やってみます!


Posted by at 14:54 | レシピ | comments(0) | -

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